この記事では、子どもが積み木で遊んでくれない原因を対処法とセットで解説します。
- 積み木で遊ばない理由がわかる
- 積み木で遊ぶメリットがわかる
- オススメの積み木がわかる
積み木は知育効果が高いと言われるので、子どもには積み木で遊んでもらいたいところでしょう。
しかし子どもが積み木で遊ばず困っていませんか?
もしかしたら「積み木で遊ばなり理由がわからない」「知育効果が高いと言っても、イヤイヤ積み木で遊ばしていいの?」と思っているかもしれません。
そんな方こそ、本記事を読めば子どもが積み木で遊んでくれる方法がわかりますよ!
積み木で遊ばない子の特徴を対処法とあわせて紹介!
積み木で遊んでくれない子の特徴は、だいたい以下の3つに分かれます。
- 遊び方がわからない
- ほかの遊びがやりたい
- 難しいと感じている
順番に見ていきましょう。
遊び方がわからない
1つ目の特徴は「遊び方がわからない」というケースです。
1〜2歳の子どもが積み木の遊び方を自分で模索するのは難しいでしょう。
遊び方がわからないのに積み木を与えても、遊ぶことはないでしょう。
まずは積み木の遊び方を教えてあげつつ、一緒に遊んであげてください。
ほかの遊びがやりたい
2つ目はほかの遊びがやりたいケースです。
ほかにおもちゃがあると、そっちで遊びたいと思っている場合があります。
下手におもちゃを与えすぎると、積み木に興味が向かなくなってしまうんですね。
ただ今遊んでいるおもちゃに飽きて積み木に興味を持つ可能性もあるので、気長に待ってみましょう。
難しいと感じている
3つ目のケースは、積み木が難しいと感じているケースです。
実は積み木を選ぶのって、かなり重要なんですね。
たとえば積み木が小さいとうまく積めないですよね。
そうなるとイライラしてしまって、積み木を嫌いになってしまいます。
積み木で楽しく遊んでもらうためにも、大きくて詰みやすい積み木を選びましょう。
積み木の知育効果は高い!?
積み木はただの遊びではなく、以下5つの知育効果があります。
- 手先の器用さ
- 空間認識能力
- 表現力
- バランス感覚
- 集中力
手先の器用さ
積み木で遊ぶとき手先・指先をよく使うので、将来的に指先が器用な子に育ってくれます。
また指をいっぱい使うことで、脳に刺激が与えられ発達にも繋がってくれますよ。
空間認識能力
積み木を通じて空間認識能力が養われて、理数系に強くなると言われています。
空間認識能力とは物の
- 位置
- 向き
- 大きさ
- 形
- 間隔
などがどういう状態にあって、どんな関係性があるかを認識する能力です。
空間認識能力はスポーツにおいてかなり重要で、たとえば野球やテニスで自分と飛んでくるボールとの間隔を予測する時に使われます。
また日常生活の中でも大事な能力なので、早めにきたえておいて損はないでしょう。
バランス感覚・集中力
積み木を積み上げる遊びで、バランス感覚が養われていきます。
「どうすれば積み木が崩れないか?」と考えて崩れない積み方をしていくことで、バランス感覚が鍛えられていくんですね。
また、崩れないように集中して積み木を重ねるので、集中力も育っていきますよ。
表現力
積み木遊びに慣れてくると、なにかを積み木で表現していきます。
たとえば車や建物を積み木で作ったり、食べ物に見立てるといった感じで遊びます。
ときには大人が思いつかない遊び方をすることがあるんですね。
頭の中にあるイメージを積み木を通して表現していくことで、表現力が養われていきます。
積み木の遊び方って積むだけじゃなかった!
積み木の遊び方は、おもには以下の3つです。
- 積む・崩す
- 並べる
- 何かに見立てる
積む・崩す
1つ目は、オーソドックスな積み上げていく遊びです。
最初はとりあえず積み上げる所から入って、積み木を組んで乗り物や家などを作り出します。
また意外かもしれませんが、積み上げた積み木をあえて崩す遊びも有効です。
というのも、崩す時の力加減や「どこを押せば崩れるか?」を想像するので、脳への刺激が大きいんですね。
なのでまずは積んで崩すことからはじめて、なにかを積み木で表現する遊び方を教えてあげるのがオススメです。
並べる
2つ目は積み木を並べる遊び方です。
最初は適当な並べ方をしていき、次第に色や形の違いがわかってきます。
たとえば同じ色、同じ形どおしで並べたり
- 青い四角
- 青い三角
- 黄色い三角
- 黄色い丸
といった感じに、共通点を見つけて順番に並べていきます。
何かに見立てる
3つ目は積み木を何かに見立てる遊び方です。
前述したとおり、積み木遊びを続けていくと
- 建物
- 食べ物
- 乗り物
など頭の中のイメージを積み木で表現していき、表現力が鍛えられます。
ほかのおもちゃと組み合わせて遊ぶのもいいでしょう。
積み木の選び方は?大きさと素材から解説!
ここからは積み木の選び方を見ていきましょう。
積み木を選ぶ要素として
- 色
- 数
- サイズ
の3つがあります。
色はお好み
積み木には色を塗っていない白木と、色付きの2種類がありますよね。
どちらにもメリット・デメリットがあるので色はお好みです。
たとえば白木はすべて同じ色なので、色を統一しやすいメリットがあります。
色付きは複数の色があり数も限られるので、色が足りなくなってしまいますよね。
色がバラバラだと、何を作ったのかイメージしにくいでしょう。
一方で色を塗ってあると、色がそろえば作ったものをより鮮明にイメージしやすくなります。
また色付きには「色には違いがある」と気づけるメリットもありますよ。
なので積み木の色は
- 統一しやすいか
- イメージしやすいか
を基準に選ぶのがオススメです。
数はなるべく多く
積み木の数はできるだけ多く用意してあげてください。
数が足りないと、ストレスを感じて積み木遊びをやらなくなってしまいます。
0~1歳は30ピースぐらい用意してあげて、年齢ごとに増やしてあげましょう。
買い足す時は、サイズは統一してあげてくださいね。
サイズは大きく
0~1歳には大きいサイズの積み木がオススメです。
というのも、最初積み木をなめたりします。
小さいと誤って飲み込んでしまう可能性がありますよね。
誤飲のリスクを減らすためにも、大きい積み木を選びましょう。
積み木のサイズは「基尺」で記されています。
「一番小さい正立方体の1辺の長さ」を基尺といい、たとえば1辺4㎝なら4㎝基尺、4.5㎝なら4.5㎝基尺となります。
積み木のおすすめ商品を3つ紹介!
最後におすすめ商品を3つ紹介します。
- 酒井産業 郡上八幡のくるま付つみ木(48ピース) くるま2台付
- Ms.0 モンテッソーリ 木製 積み木 74pcs
- 【 Edute COCO エデュテ ココ 】ココブロックス
酒井産業 郡上八幡のくるま付つみ木(48ピース) くるま2台付
一つ目は、酒井産業の郡上八幡のくるま付つみ木(48ピース) くるま2台付です。
特徴は木製のくるまが2台ついているところです。
前述した積み木とほかのおもちゃを組み合わせる遊び方がこの商品1セットできますよ。
また白木なので色がバラバラになることはないでしょう。
Ms.0 モンテッソーリ 木製 積み木 74pcs
Ms.0 モンテッソーリ 木製 積み木 74pcsの特徴は、全部で74ピースとかなり数が多い点です。
色は
- 白木
- 赤
- オレンジ
- 青
- 緑
- 黄色
と豊富なので、色を教えてあげながら遊ぶのがおすすめです。
【 Edute COCO エデュテ ココ 】ココブロックス
【 Edute COCO エデュテ ココ 】ココブロックスは価格が11,000円(Amazon)と高いですが、音が鳴るという特徴があります。
音が鳴るブロックは5つあり、それぞれ異なる音が出ますよ。
また基尺は4.5㎝と大きいので、誤飲のリスクも小さくおすすめです。
すべてのブロックから音が出るわけではないので注意しましょう。
一緒に楽しく積み木で遊んであげる
本記事では子どもが積み木で遊ばない原因と対処法について解説しました。
遊び方がわからなかったり難しさを感じていたりしているので、遊び方を教えてあげながら一緒に楽しく遊んであげましょう。
また今は遊ばなくても、いつか積み木に興味を持つこともあります。
その時のために積み木を用意してあげてくださいね。