この記事では、歌や替え歌は何歳から歌えるようになるのかと、子供の音程がオンチにならない3つの秘訣についてご紹介していきます。
子供が歌を歌うのってかわいいですよね^^
歌は人間が行う一番最初の文化活動とも言われ、親子のコミュニケーションとしても大変役立ちます。
子供が自分で歌えるようになるのは何歳頃からなんでしょうか?
動画投稿サイトで「プロ並みに歌う●歳児!」とかいう映像があったりしますが、あれは特殊な才能を持った子なんでしょうか?
今回は子供が歌や替え歌を歌えるようになる年齢についてご説明していきます。
子供が音痴にならないためにママができることもまとめていますので、参考にしてみてください^^
歌は何歳から歌えるようになる?メカニズムは?
一口に「歌を歌える」 と言っても、どのくらいのレベルを「歌える」と言えるんでしょうか?
子供の場合は「歌を歌う」ことに関して、以下のような段階を踏んで発達していきます。
2歳頃~ |
|
---|---|
3歳頃~ |
|
4歳頃~ |
|
目安としてはこんな感じです。
以下に詳しく説明していきます^^
子供はどうやって歌を歌えるようになるの?
部分的に印象的なフレーズを歌えるようになるのは、2歳頃からが一般的です。
しかし日頃から聞いている歌の一部分を繰り返すなどは、0歳児でもやってのけたりします。
2歳は急速にいろいろな事ができるようになる年齢で、歌いだすのもこの時期が多いです。
ただ、まだ歌詞や音程などはまだ覚えるのは難しく、滑舌も悪いのでハッキリ歌えないということもあります。
3歳頃には1曲歌を歌えるようになります。
音程が正しくとれるようになるのも、3歳頃~だと言われます。
4歳頃までには数十曲ほどのお気に入りの歌のレパートリーができてきます。
歌詞を正確に覚えられるようになり、どんどんお気に入りの歌を覚えていきます。
伴奏がついているものよりも歌のみの方が子供が覚えやすいです。
また、年齢は飽くまで目安ですので、遅れているからといって焦ることはありません^^
替え歌は何歳から?歌ったり考えてうたえるようになるのはいつ?
昔も今も、子供は替え歌が好きですよね。
歌うだけならまだ言葉を覚えていない0歳の子供でもできます。
しかし替え歌は歌詞の意味が分かったり、ある程度語彙がないと作ったり聞いて楽しむことはできません。
替え歌は早くて語彙が爆発的に増えるとされる2歳ごろから、と考えておきましょう^^
替え歌にはナンセンスなものや下ネタ、不謹慎な内容がつきものです。
子供が自分で考えて替え歌にしている場合は、脳のトレーニングにもなっています。
子供が替え歌を歌えるようになったら、親子で楽しんでみましょう。
子供の音程がオンチにならないための3つのポイント!
そもそもオンチとは、音にたいして感覚が鈍いことです。
音痴にはいくつかタイプがあり、代表的なものは以下の4つです。
音程音痴 | 音程がとれていない |
---|---|
リズム音痴 | リズムに乗れていない |
テンポ音痴 | 音や休みの長さが違っている |
強弱音痴 | 強弱のつけ方が下手 |
一般的に「オンチ」と言われてイメージするのは「音程音痴」ですね。
実際はどれか1つだけでなく、これらが組み合わさって「オンチ」になっている場合が多いです。
子供が音痴にならないために有効な方法は、
- 普段から音楽に触れる機会を作る
- ママと一緒に歌う
- 「音痴だ」「下手だ」と決して言わない
この3つの事に気を付けましょう。
身近に音楽があれば自然と歌ウマになれる!?
子供が将来音痴にならないためには、ごく幼い時から音楽に触れていることが大切です。
保育園などでは音楽や歌の時間を設けているところも多いですが、家庭でも取り入れてみるとより効果的です。
小さい子供は視覚より聴覚が優位なため、歌を聞かせることで子供が自然と歌を覚えて自分で歌い出すということがあります。
さらに、音楽を聞くことは脳の記憶を司る「海馬」が活性化するので、子供の発達にも大きな役割を果たします。
ママと楽しく効率的に音楽性を育む!
子供が歌を歌えるようになったら、一緒に歌うようにしましょう。
悪影響にならない?
重要なのは歌に親しむことだから。
子供に一番影響力のあるママと歌うのがいいのよ。
しかし子供の興味は移りやすく、集中力も長く続きません。
一緒に歌うよう働きかけても乗ってこない場合は、体の動きを取り入れた歌(手遊び歌やママが子供の体を持って動かすような歌)にすると、また夢中になることもあります。
あまり勧めると嫌がったり興味を失ってしまうので注意しましょう。
言葉がわからないうちから様々な曲を聴き、ママと楽しく歌う経験をして育った子供は、歌の才能を最大限伸ばすことができます。
誉めて伸ばす!でも誉めすぎはNG?
子供の歌が下手でも、「歌が下手」とか「音痴」などと言ってはいけません。
それを指摘してメリットは一つもありません。
むしろ子供が苦手意識を持ってしまい、歌うのが嫌いになる可能性があります。
子供が歌を歌えるようになった時期には、とにかく「上手!」と誉めるようにしましょう。
ただしあまりむやみやたらに誉めまくるのは、かえって子供のやる気を削ぐ結果になります。
「自分が歌う→ママが喜ぶ」のような図式が頭でできあがってしまい、歌うことが間違った意味を持ってしまうこともあり得ます。
ちゃんと良いところを見つけて、誉める声かけをするようにしましょう。
子供の歌い始めで不安にならないために!
今回は、 歌や替え歌は何歳から歌えるようになるのかと、子供の音程がオンチにならない3つの秘訣についてまとめていきました。
歌が歌える事に限らず、音楽には脳のいろんな機能を活性化させる効果もあります。
家庭で音楽を聴いたり楽しみながらママと歌うことで、子供はどんどん歌を覚えるようになります。
この記事を参考に、子供が楽しく歌を歌えるようサポートしてみてください^^