この記事では、室内運動で子供とする時の注意点と、マットなどの防音方法についてまとめています。
子供と遊びに行きたいけど外には出られない、という時は困りますよね。
YouTube動画やゲームは静かに時間を過ごせますが、そればかりでは良くありません。
体を動かさないと様々な疾患にかかりやすくなりますし、育ち盛りの子供の場合は成長への影響も心配です。
静かにできる運動とかないかな?
今回は、子供とやる室内運動で気を付けたいことについて紹介していきます。
マンションなどでもできる静かな運動方法についても書いていますので、ぜひ参考にしてみて下さい^^
室内運動を子供とやる時の注意点は?
室内で運動する時に気をつけたいのは2点です。
- 周りに壊れやすい物を置かない
- 騒音・振動に配慮する
校庭や公園でのびのび遊べる場合と違い、家の中は狭いし家具や物があります。
ぶつかって怪我をしたり、ふすまや壁を破ったりしないように気をつけましょう。
あらかじめ壊れやすい物を遠くに移動させておいたり、余裕をもってスペースを確保して下さいね^^
室内運動時の騒音の問題については、以下にまとめていきます!
室内運動を静かに!安価ですぐにできる方法は?
音の伝わり方には大きく2種類あります。
それぞれ防音する方法が違いますので、覚えておきましょう!
音の伝わり方の種類 | 空気を伝わってくる音 | 建造物を伝わってくる音 | ||
音が伝わる経路 | 窓の隙間、天井裏など | 床や壁など | ||
床の衝撃音の種類 | 軽量衝撃音 | 重量衝撃音 | ||
物を落とした時などのコーン!カチャーン!系の音 | 走ったり跳びはねた時などのダンダンダン!ドシン!系の音 | |||
対処法 |
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室内運動で一番気をつけたいのは、床から階下に伝わる音です。
「床」はマンションで最も音が伝わりやすい場所です。
特にフローリングの場合、足踏みや跳びはねたりした音がほぼダイレクトに下の階に響いてしまいます( ;∀;)
かといって、階下に気を遣いながら室内運動をしたらかえってストレスになった…というのは本末転倒です。
そこで、私が実際やって一番オススメできる、「マンションOKな運動」を紹介していきます!
室内運動を静かに省スペースでやるならコレ!
部屋の中でもスペースを取らず、静かに運動できる方法としてオススメなのは「ヨガ」です。
おうちでヨガをやるメリットは他に、
- 激しいトレーニングに比べて疲労感が少ない
- 省スペースで効率良く運動効果を出せる
- 不安定なポーズをキープすることで体幹と集中力も鍛えられる
などたくさんあります!
そして、子供のできる室内運動としてもヨガはオススメです。
アメリカには子供の心身の健やかな成長を促進する「キッズヨガ」なる教育プログラムもあるのよ。
「ママと同じポーズをしてね!」とか、「動物の真似っこしよう!」とか、子供が楽しくなるようなアプローチで一緒に体を動かしましょう^^
また、ヨガのポーズで「緊張」と「弛緩」を繰り返すことで自律神経が整い、リフレッシュできるという効果もあります。
おうちでヨガをやる場合は、床やカーペットの上では滑るのでヨガマットを敷きましょう。
以下に、外に出られない時にオススメのヨガのポーズを3つだけ紹介していきます^^
デスクワークの腰痛や猫背の改善に!【初心者レベル】
一つ目は「コブラのポーズ」です。
比較的簡単なポーズですが、腰の後ろや背中の柔軟性を高めるため腰痛の予防と改善が期待できます。
- うつ伏せになり、
- 両足を越し幅に開き、つま先は後ろにまっすぐ伸ばします。
- 両手を胸の横に置き、ワキを締めた状態から息を吸いながらゆっくりと上体を反らします。
- 30秒キープし、息を吐きながら元の位置に戻します。
コブラが首を持ち上げた姿をイメージしたポーズです。
家にいると前にばかり姿勢が傾きがちで後ろに反り返る動作はほとんどしませんので、室内運動で積極的に取り入れていきましょう。
全身ストレッチで手っ取り早くコリ解消☆【中級レベル】
次は少し難しい「鷲(わし)のポーズ」をご紹介します。
効果は血行促進、冷え性改善、肩と背中のストレッチ、体幹が鍛えられます。
- 肩幅に足を開いて立ちます。
- ひざを少し曲げ、左の太ももを指が床へ向くようにして右の太ももの上に重ねます。
- 両腕を前方に伸ばし床と平行にし、右腕を左腕の上に乗せるようなイメージで腕をクロスさせます。
- 腕をクロスさせたまま肘を90°に曲げて、右手の甲と左手の甲を合わせます。
- 腕を曲げたまま手首をひねり、手のひらを合わせます。
- この姿勢のまま15〜30秒間キープします。
- 左右を入れ替えて最初から行います。
鷲が止まり木に止まっている姿をイメージしたポーズです。
ダイナミックなポーズで集中力と美しい姿勢を取り戻す!【上級寄りの中級レベル】
最後は「ダンサーのポーズ」です。
効果は足やお尻など下半身引き締め、腰回りの冷え改善、集中力とバランス感覚強化です。
- 顎を引いて肩の力を抜き、足を揃えて立ちます。
- 左足を曲げてかかとを持ち上げ、左手で足首を持ちます。
- 右手を天井へ引き上げます。
- 息を吐きながら上半身を倒し、後ろ足を持ち上げます。
- 右手は前方へ伸ばし、頭頂と上げた足で体を引っ張り合うようにしてバランスを保ちます。
ヒンドゥー教の神様「シヴァ神」の踊る姿をイメージしたポーズです。
個人的に一番好きなポーズで、思いついたときに急にやりだします。
難易度が高いので、できたら達成感がありますよ^^
バランスを崩しやすいので、いざという時のために何かつかまれる所の近くでやりましょう。
室内運動はマットで簡単防音☆ヨガ用でもいい?
確実に防音できる手軽な方法は、防音マットを敷くことです。
ヨガマットでも大丈夫なのでは?と思うところですが、ヨガマットでは防音効果は期待できません。
ヨガマットの目的はフローリングやカーペットの上で滑るのを防ぎ、ポーズを安定させることです。
ヨガ自体は防音マット無しでも騒音にはなりにくいですが、ヨガマットを防音マット代わりに縄跳びなどの運動をするのはNGです。
防音マットにはコルクマット、ジョイントマット、防音カーペットなどがあります。
それぞれのスペックはこんな感じです。
防音性 | 価格 | 手入れの手軽さ | |
高反発ラグマット | ◎ | ○ | △ |
低反発ラグマット | ◎ | ○ | △ |
ジョイントマット | ○ | ◎ | ◎ |
コルクマット | △ | ◎ | ○ |
防音タイルカーペット | ○ | △ | △ |
基本的にはフローリングの上に防音マットを敷き、その上にさらに厚みのあるラグマットを敷くのが最も効果的とされています。
子どもとやる室内運動で一番大事なことは?
今回は、室内運動で子供とする時の注意点と、マットなどの防音方法についてまとめていきました。
家の中にじっとしている状況は子供も大人もストレスが溜まります。
外に出られない時はみんな同じですので、お互いに配慮し合って気分良く過ごせるようにましょう。
この記事で紹介した防音対策を参考に、毎日少しずつでも室内運動を行ってみて下さいね^^