この記事では、食後の運動を室内でやってはいけない時間帯と、おすすめの30分の効率を上げるコツについてまとめています。
家の中でずっと過ごしているとついつい食べ過ぎてしまいますよね^^;
食べ過ぎると腹ごなしに運動しようとしたりします、食後の運動はやり方によって体の負担になってしまいます。
室内運動は思い立ったらすぐ始められる、とはいえ運動に適さないタイミングもあるのです。
運動不足解消、ダイエット、ストレス解消、など目的別のオススメ運動時間も紹介していますので、参考にしてみて下さい!
食後の運動を室内で☆やってはいけない時間とタイミング!
運動するタイミングに関しては、「良い」「悪い」「実は良い」「逆に悪い」…などたいがい諸説あります^^;
それぞれの説には理屈がありますので、まず自分が信じられるものを試してみて、合う合わないを判断するのが大事です。
もちろん、健康に不安のある場合は医療機関に相談してから試すようにして下さい。
ここでは運動を「やってはならない」とされるタイミングと、その理由を説明していきます。
- 寝起き
- 空腹時
- 食後すぐ
それぞれについて、理由を詳しく説明していきます^^
食後すぐの運動は危険?その心は!
食後は食べ物を消化するために血液が胃に集まっています。
その時に運動をすると消化が悪くなってしまいます。
また、食べて直後は血糖値もまだ上がっていないので、運動することでさらなる低血糖を招いてしまいます。
めまい、頭痛、動悸、疲労感、抑うつ感
寝て起きてすぐ運動!これも実はアウト?
続いて、寝起きの運動について説明します。
寝起きに運動するのは体に良くないと言われる事があります。
この場合の「寝起き」とは朝起きてすぐの、布団から起きるやいなやのタイミングを指しています。
寝起きは血管が収縮した状態にあります。
ここで突然運動すると細くなっている血管に大量の血が流れることになり、心筋梗塞や脳梗塞のリスクが高まります。
血管の収縮した状態が正常に戻るのは寝起きから30分ほどと言われています。
室内運動を朝にする場合は、30分は日常動作などをしてから始めるようにしましょう。
(´・c_・`)
むしろ寝起きの体が目覚めるから続けるべき( ´∀`)b
空腹時の運動はダイエット効果を高めるのは嘘?
空腹時に運動するのもよくないと言われます。
一方で、朝ごはん前にウォーキングすると脂肪が優先的に使われてダイエット効果大…みたいな説もありますよね。
この説は、空腹の時に有酸素運動をすれば、体についた体脂肪を先に消費する、という理屈に基づいたものです。
しかし、あまり空腹な状態で運動すると、血糖値が下がりすぎてめまいを起こしたり心臓に負担がかかるなど体に良くない事が起こります。
また、運動後の食事内容によっては血糖値が急上昇し、インスリンの働きで脂肪の分解が抑えられてしまうので痩せにくくなるとも言われています。
ダイエット目的なら体に負担がかかる空腹時の運動より、食生活の見直しをするほうが安全で効率的です。
室内運動におすすめの時間帯と長さは?
一般に言われている説を踏まえて、室内運動のオススメ時間を目的別にまとめてみました^^
運動のタイミング | 運動時間の目安 | 一言ポイント | |
ダイエット | 食後1時間くらいから | 20分~1時間 | 食後1時間なら消化もある程度進み、血糖値も安定していてオススメ |
安眠 | 夕食後30分 | 5~15分 | 寝る前の運動はかえって興奮作用があるのでNG |
運動不足解消 | 朝食後30分くらい | 15~30分 | 自分が継続できる時間がベスト |
ストレス解消 | 朝食後30分くらい | 30分~1時間 | 朝の運動は自律神経を整える効果あり |
30分の運動でストレス解消!脳に何が起きてるの?
運動をすると交感神経が活発になり、その時にセロトニンという脳内ホルモンが分泌されます。
セロトニンはやる気を起こさせ、落ち込んだ心を元気にする働きがあります。
さらに、運動で体に一定時間の負荷がかかると、βエンドルフィンという脳内ホルモンが分泌されます。
βエンドルフィンは痛みを和らげたり、幸福や快楽を感じさせて脳の苦痛を和らげる働きをします。
βエンドルフィンは運動してから一定時間経過しないと分泌されないので、30分は休憩を挟まずに続けるのが理想です。
運動の種類は、それほどきつくないリズム運動がオススメです。
一定のリズムで単純作業を繰り返すタイプの運動。
<室内でできる例>
- ステッパーでの足踏み
- 踏み台昇降運動など
また、太陽の光を浴びるとセロトニンがでやすいので、日当たりのいい場所でやるのもオススメです。
室内運動やるのに一番いいタイミングは?
今回は、食後の運動を室内でやってはいけない時間帯と、おすすめの30分の効率を上げるコツについてまとめていきました。
室内でいつでもできるからこそ、運動する時間には気をつけたいものです。
色々あるんだね。
いつも自分の体の状態に気を配るのが大事よ(⌒‐⌒)
外に出られない日でも健康的に過ごせるよう心がけていきましょう!